対 水タイプ
今日マッサージに行ってきた。
去年くらいからマッサージにハマって定期的に通い続けている。
最近自重してたけど、肩が重すぎて泣きながらひさびさに予約をとった。
遺伝からなのか、姿勢が悪いからなのか、昔からずっと肩こり持ちだ。
もう肩パンパン。肩に常に中型動物が乗ってる感覚。ポケモンのサトシの苦労がわかった。
マッサージ店に着き、受付済ませてベッドにうつ伏せになった。
施術がはじまり、ある違和感を感じた。
やらかしてることに気づいた。
やばい、、、トイレ行くの忘れた。膀胱パンパンだ、、、、
肩に乗ってたはずのピカチュウが膀胱に移動して今にも10万ボルトを放とうとしている。
普段、映画中とかにもトイレに立てない小心者のおれには我慢という選択しか残ってなかった。
ちなみに90分ある。
え?いける?これ最後まで持つか、、??
焦った俺はもう寝てしまおうと思った。
でも全然マッサージに集中できない。
なにされたかを覚えてない。
多分あの状態で店員さんの悪ふざけで背中にベイブレード放たれても俺は気づかなかったと思う。
しかもよりによってめちゃくちゃ喋りかけてくるタイプの人だった。おわった。寝れない。
なんか最寄りのコーヒーおいしい喫茶店の話しとかされた気するけど全然覚えてない。
結局90分間ずっと男梅みたいな顔して耐え忍んだ。
もうマッサージされた記憶はない。終わるや否や電光石火のスピードでトイレに駆け込んだ。
き、気持ちいい、、、
目の前がバラ色になり、勝利のファンファーレが鳴り響いた。
おれのピカチュウはもう傷だらけ。ごめんな、長い戦いだったよな。。。
店を出る時のおれは今までのどのマッサージ終わりよりも清々しい顔をしていた。
喫煙所でタバコに火をつけて冷静になり、5,500円払って俺何しにきたんやろ?って思った。