おまつクソブログ第1話(最終回)

あのまっちゃんによる日記のよーなもの。

結局

就職が決まった。

 

やっと約1年のフリーター生活にピリオドを打つことができる。

 

フリーター…嫌な響きだ。

正式名称、非正規雇用者。もうダメ人間の香りがプンプンする。

 

この1年間いろんな書面の職業欄を偽った。

ある時にはミュージシャンと書き、ある時には公務員のところに丸をつけたり、またある時には自営業と名乗った事もある。

自営業の時はさすがに自分でも、いや無理あるだろと思った。

 

就職先は、伊丹のとある工場。

この就活期間、近場で配属先が決まったはずなのに急遽福岡行け言われたり、ツテの会社からずっと熱烈オファー来てたから面接申し込んだのに、ぐだって面接流れたりといろいろあった。

伊丹はちょっと遠いけど、もう履歴書書きたくねぇ!と思ってこの会社に決めた。

 

正直不安はいっぱいある。

嫌な先輩ばっかりじゃないか。給料はちゃんと聞かされてた額くれるのか。ボーナスはどれくらいくれるのか。休みはそれなりにあるのか。食堂の飯はうまいのか。作業着はダサくないか。自販機でジュースを買った場合、ちゃんと横にゴミ箱があるのか。出勤時、犬に噛まれないか…。

考え出すとキリがない。

 

正社員経験はあるから、一応社会の厳しさはそれなりに知ってる。…つもりだ。

まぁ職種も全然違うし、関係ないんかもしれんけど。

 

正社員の時は毎日病んでた。次の日が来る恐怖がすごかった。

その時の口癖が、「あー、寝たら明日くるんやなー」だった。寝なくてもくるのに。

 

当時ラーメン屋だった俺は完全に湯切りする機械だった。

そういえば、入社初期に店長に「基本的に俺の真似して覚えたらいいから」って言われたから、店長のかっこいい湯切りを真似したら「松田くん、そういうのいらないから」と言われたことがある。あ、はい。ってなった。

 

正直、仕事のこと考えると相当だるい。

どうせだるい。自分にとってだるくない仕事がこの世に存在しないことも含めてだるい。

多分社会人に向いてない。

エックスデーは6月25日。

期待値上げると絶望がでかいから、期待せずに頑張ろう。

 

正社員…嫌な響きだ。